つばさ9号 10首 第六感

つばさ第9号に載ってる自分の10首をここに置いておく。


第六感

リンスインシャンプー結局人生を自分のために生きてないこと

東京都江東区夢の島へゆく郵便番号らしい七桁

ニジマスは美味しいですねあなたにもわたしにもないものをもってる

ギザ十を集めた果てでギザ十は私のお棺で一緒に燃える

きょうこころとてもつかれたヒトのみていないところでねたいおやすみ

幼女らのからだに無精卵は満ち縄跳びをする跳び箱をする

植物がまったくいない場所でさえ第六感をすましてみるの

ボールペンの文字が並んでいる中の幽霊みたいなえんぴつの文字

夏の川の中でも冬のへその緒はどこまでも山に繋がっている

花瓶みたいに体が割れてしまってもほくろの位置で元に戻そう
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by narui-aruha | 2010-12-30 10:54 | 自分の短歌