003:公園 の中から好きな歌

公園の冬のベンチを温めるぼくらは一生補欠でいよう   ウクレレ

一番好きな歌↑
スポーツにおける補欠ではなく、人生における補欠という意味合いに受け取った。
人生の補欠って悲壮感がありそうだけど、ぼくらは、って言ってるところと
冬のベンチを温める、ってところに、救いがあると思う。
スポーツにおいては、ベンチを温めることは皮肉な言い回しだけど
人生においてベンチを温める二人って、悪くないんじゃないかなって感じた。


公園のすべり台から夕焼けが子鬼のように近づいてくる   ぱぴこ

とても好きな表現。子鬼のようにのとこ特に好き。すべり台に映る夕焼けをこう表現すればよかったんだ。

初めてのキスするために公園はニューバランスの靴跡だらけ  太田ユリ

公園で他人同士になったあと同じ布団で眠るきょうだい   黒崎立体

いくつもの言わぬが花がこそこそとつぼみを揺らし夜の公園   笠原直樹

公園のジャングルジムの赤錆びたパイプにホームレスの七人  邑井りるる

製材所のとなりに見える公園のジャングルジムの撤去が決まる   れい

土曜日はよそ見をしよう公園にバドミントンを持って出かける   藤野唯

「公園で遊んでこいよ」いまどきの親でも言わない言い草ですよ   壬生キヨム

公園の動線を断つ 口にした葡萄ジュースを遠く飛ばせば  高井志野

「公園で待ってるから」の一言で、あなたの望むことは分かった。   龍翔 

色褪せた喫茶店より眺めやる桜にけぶる公園に吾子   祥

(敬称略)
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